「昔、親が『ゲームばっかりしてないで勉強しろ!』って怒ってたけど、あの時ゲームソフトじゃなくて任天堂の株を買ってたら今頃どうなってたの? ゲーム業界って浮き沈み激しいイメージだけど、やっぱりすごい金額になってるなら悔しいから教えて!」
この記事の3つのポイント
① 株価単体でも資産価値は【約6倍以上】に成長し、長期保有の強さを証明。 ② 2022年の株式分割と、長年積み上げられた【配当金】を含めるとリターンはさらに跳ね上がる。 ③ 2026年現在はIPビジネスの拡大と次世代機への期待で、任天堂は新たな【投資フェーズ】に入っている。
みなさんこんにちは。 「もしもあの時、あの株を買っていたら…」 投資家なら誰もが一度は見る夢、それがタイムマシーン投資です。
今回は、日本が世界に誇るゲームメーカー【任天堂】でシミュレーションを行います。 2000年といえば、まだスマホもなく、インターネットが一般家庭に普及し始めたばかりの頃。ゲーム業界ではプレイステーション2が発売され、ソニーの独走状態が始まろうとしていた時期です。
そんな激動の時代の幕開けに、もしあなたが虎の子の100万円を任天堂に託していたら、2026年の今、通帳の残高はどうなっているのでしょうか?
結論から言うと、あなたは【とんでもない笑顔】になっているはずです。 SEO対策もバッチリの投資ブロガーである私が、その驚きの結果と、任天堂が歩んできた山あり谷ありのドラマを3つのパートに分けて徹底解説します。
【Part 1】 苦難の船出と天才たちの革命(2000年~2012年)
まずは時計の針を2000年に戻しましょう。
当時の任天堂の株価は、ITバブルの影響やゲームキューブへの期待感もありましたが、決して順風満帆ではありませんでした。 2000年の平均的な株価を考慮し、ここではわかりやすく【100万円分の株を購入した】と仮定して計算を進めます。 ※当時の単元株数は100株単位で株価も高額でしたが、ここでは投資額100万円相当の口数を持ったとしてのシミュレーションです。
当時の任天堂は、NINTENDO64からゲームキューブへとハードが移行する時期。ライバルであるソニーのプレイステーション2がDVD再生機能を武器に爆発的に普及し、「任天堂はもう終わった」と囁くアナリストさえいました。
しかし、ここから任天堂の【奇跡の反撃】が始まります。
故・岩田聡社長の就任です。 彼は「ゲーム人口の拡大」を掲げ、ニンテンドーDS、そしてWiiという革命的なハードを世に送り出しました。 特に2005年から2007年にかけての株価上昇は伝説的です。 普段ゲームをしない層まで取り込んだWiiブームにより、株価は一時7万円台(分割前株価)まで高騰。 この時点で売却していれば、100万円は【約4倍~5倍】になっていました。
しかし、長期投資の極意は「持ち続けること」。 ここで売らずに持ち続けた投資家には、この後、最大の試練が待ち受けていました。
【Part 2】 暗黒期とスマホの脅威、そして「スイッチ」オン(2012年~2017年)
2010年代前半、任天堂は深い谷底に突き落とされます。
Wiiの後継機として発売された【Wii U】の大苦戦です。 スマホゲーム(ソシャゲ)が台頭し、「専用ゲーム機なんてもう売れない」「任天堂もマリオをスマホに出すべきだ」という外野の声が日に日に大きくなりました。
株価は低迷し、2000年に買った100万円の価値は、一時的に元本割れギリギリか、あるいは利益がほとんど吹き飛ぶ水準まで落ち込みました。 多くの投資家がここで心を折られ、手放してしまったことでしょう。
「やっぱり任天堂はオワコンなのか…」
誰もがそう思った2016年、世界を揺るがすニュースが飛び込みます。 【ポケモンGO】の世界的ブームです。 これにより任天堂のIP(知的財産)の強さが再評価され、株価は急動意。
そして2017年、伝説のハード【Nintendo Switch】が発売されました。 「据え置き機」と「携帯機」を融合させたこのハードは、発売前の批判を覆し、歴史に残る大ヒットを記録。 株価は再び上昇気流に乗り、かつての輝きを取り戻すどころか、新たな高みへと登り始めました。 この時期に、任天堂は単なる「おもちゃ屋」から、マリオやポケモンなどのキャラクタービジネスを展開する「総合エンターテインメント企業」へと脱皮を図り始めたのです。
【Part 3】 株式分割と驚愕の最終結果(2017年~2026年)
さあ、いよいよ結果発表の時間です。 2000年から2026年現在までガチホ(本気でホールド)し続けたあなたの100万円は、一体いくらになったのでしょうか。
計算には2つの重要な要素を加える必要があります。
要素①:株式分割 任天堂は2022年10月に【1株を10株にする】株式分割を行いました。 これにより株数は10倍に増えています。
要素②:配当金 任天堂は業績連動型の高配当銘柄としても知られています。特にSwitchが大ヒットした近年の配当金は凄まじいものがありました。
これらを考慮したシミュレーション結果がこちらです。
【シミュレーション結果】 投資元本:100万円 保有期間:2000年~2026年(約26年間)
◆ 株価による資産増加(キャピタルゲイン) 2000年の株価水準から、2026年現在の株価(分割考慮後)を比較すると、株価自体はおよそ【6倍~7倍】になっています。 つまり、株価だけで見ても100万円は【600万円~700万円】になっています。
◆ 受け取った配当金総額(インカムゲイン) これが侮れません。 特に2010年代後半からの高配当ラッシュにより、累計で受け取った配当金は、初期投資額の100万円を優に超えています。概算で【約150万円~200万円】ほどの現金が手元に入ってきている計算になります。
◆ 最終的な資産総額 株の評価額 + 累計配当金 = 【約800万円 ~ 900万円】
なんということでしょう。 あの時、ゲーム機を買わずに任天堂株を買っていたら、資産は【約8倍から9倍】に膨れ上がっていたのです。 もし、Wiiブームの前の安値圏や、Wii U低迷期の底値で買い増しをしていれば、余裕で資産は10倍を超える【テンバガー(10倍株)】を達成し、1000万円オーバーの資産を築けていたことになります。
まさに、マリオがスターを取って無敵状態でコインをかき集めたような状態です。
今後の動向予測:任天堂はまだ「買い」なのか?
さて、過去を振り返って悔やんでも仕方ありません。 重要なのは「これからどうなるか」です。 2026年の今、任天堂株はまだ買いなのでしょうか?
私の予測としては、【長期的には依然として強気】です。その理由は以下の3点です。
【1. ハードウェアサイクルの脱却】 これまでの任天堂は「ゲーム機が売れれば天国、売れなければ地獄」という博打のような経営でした。しかし現在は、Nintendo Switch Onlineによるサブスクリプション収入や、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の大ヒットに見られるような映像事業、テーマパーク事業など、ゲーム機だけに依存しない収益の柱が完成しつつあります。
【2. 次世代機への期待】 Switchの後継機に関する動きが本格化しています。過去の失敗(Wii U)の教訓を生かし、ニンテンドーアカウントを通じて顧客基盤をそのまま次世代機へ移行させる戦略は、業績の安定化に大きく寄与するでしょう。
【3. 圧倒的なキャッシュリッチ企業】 任天堂は借金がほとんどなく、使い切れないほどの現金を保有している「超・金持ち企業」です。これは高金利や不況局面に非常に強く、M&Aや新規事業への投資余力が潤沢であることを意味します。
ただし、注意点もあります。 株価はすでに「次世代機の成功」をある程度織り込んでいる可能性が高いため、発表直後や発売直後は「材料出尽くし」で一時的に売られるリスクもあります。
しかし、もしあなたが2000年の時のように「20年持ってやる」という気概があるなら、任天堂は間違いなくポートフォリオに入れるべき魅力的な銘柄であり続けるでしょう。
世界中の子供たち(そしてかつて子供だった大人たち)を笑顔にし続ける限り、任天堂の株価もまた、投資家を笑顔にし続けるはずです。
もし今、手元に100万円があるなら。 あなたは最新のゲーム機を買いますか? それとも、未来の「夢」を買いますか?
(※本記事はシミュレーションであり、将来の運用成果を約束するものではありません。投資は自己責任で行ってください。)


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