ダイソーの耳かきカメラって本当に耳の中が見えるの? iPhoneじゃ使えないって聞いたんだけど、どうなってるの?
今回の内容のまとめ(3つのポイント)
- ダイソーの耳かきカメラはパソコンやAndroid端末で映像確認が可能
- 見た目以上に映りが良く、マイクロスコープとしても活用できる
- iOS非対応なので、購入前に使用環境をチェックすべし
【パート1】ダイソーの「耳かきカメラ」とは? ──製品概要と使い方
まずは、今回話題となっている“耳かきカメラ”の正体について整理しましょう。100円ショップのダイソーでは、通常100円や200円の商品が並びますが、この耳かきカメラは1,000円(税込1,100円)と、同店においてはやや高額な部類に入ります。
しかし、その機能を考えると「1,000円でカメラ付きの耳かき!?」と多くの人が興味をそそられ、SNS上でも瞬く間に話題となりました。

製品の特徴
- カメラ付きスコープ:先端に小型カメラとLEDライトが搭載され、映像をパソコンやスマホに映し出せます。
- 2種類の変換コネクタ付属:Type-Cとmicro-Bが同梱されており、パソコンのUSB Type-Aにも装着できるため、幅広いデバイスへ接続が可能。
- イヤーピック付き:シリコン製のアタッチメントを装着し、耳掃除も併せて行える設計。
- 対応OS:Windows 10/11、Android 12以降。iOSには対応していないので、iPhoneやiPadユーザーには利用しにくいのが難点。
特に注目されるのが「LEDライトが意外と明るい」点と「カメラの焦点距離が約2cm」という仕様です。耳を覗くだけでなく、身の回りの細かな隙間や織物の編み目なども拡大表示できるため、マイクロスコープ的な使い方に可能性を感じる人もいるようです。

使い方の手順
- コネクタ接続:お持ちのパソコン(USBポート)またはAndroidスマホの充電ポートにカメラを接続。
- カメラアプリor専用アプリ起動:
- パソコン(Windows)であれば、スタートメニューの「カメラ」アプリから映像を確認。
- Androidの場合は、パッケージ裏面や説明書にあるQRコードから専用アプリをインストールし、起動。
- LEDライト点灯:通電すると本体のLEDライトが光るので、暗い場所の映像が鮮明に確認可能。
- イヤーピック装着:先端に付属のイヤーピックを付ければ耳掃除ができる(ただし無理な操作は厳禁)。

【パート2】実際に使ってみた感想と注意点 ──良いところと難しさ
良いところ
- 小型ながら映像が鮮明
一般的なUSBマイクロスコープに比べれば解像度は控えめかもしれませんが、1,000円クラスの商品としては十分なクオリティ。LEDライトのおかげで暗い場所もよく見えます。 - 多用途に使える
耳かきとしてだけでなく、身近な物の拡大観察にも転用できます。ニットの編み目やペンの内部、あるいはPCのキーボードの隙間を覗きたいときなど、アイデア次第で面白い活用が可能。 - 扱いが簡単
コネクタを差し込めば基本的にすぐ使えます。Windows標準アプリの「カメラ」を起動するだけで映像が映し出される点はシンプルです。
難しいところ
- iOS非対応
iPhoneやiPadユーザーは使用不可。Android端末かWindowsパソコンが必要となるため、誰にでも勧められるわけではありません。 - 焦点合わせにコツがいる
カメラのピントが合う最適距離は約2cm。耳かきとして使用する際、自分で角度を調整するのはやや難しく、慣れが必要です。 - 耳垢が映りにくい場合も
カメラ部分とスコープ部分が微妙にずれているため、耳掃除の様子をリアルタイムでクリアに捉えられない場合があります。どうしても「掃除している場所」と「カメラが映す場所」に差が生まれがちです。
【箇条書き:メリット&デメリット】
メリット
- 低価格ながらカメラ付き
- マイクロスコープ用途に転用
- LEDライト付きで視認性が高い
デメリット
- iOS非対応で限定的
- 焦点合わせが難しく、慣れが要る
- 耳の奥深くを見るにはスキルが必要

【パート3】ダイソー耳かきカメラの今後と利用の広がり
3-1:SNSでの盛り上がり
SNS上では「こんな商品がダイソーにあるなんて」「本当に耳の中が見えた」「マイクロスコープがわりに使える」といった投稿が続々と上がっています。耳掃除映像の投稿や、ユニークな使い道を披露するユーザーもいて、ある種のブームが生まれつつあるようです。
とりわけ自分の耳の中を初めて映像で見た人が「こんなに産毛があるの!?」と驚くケースが多く、好奇心をそそられる商品として注目度が高まっていることが伺えます。
3-2:家電量販店や他社商品の存在
実は、耳かきカメラというジャンルは以前から家電量販店やネット通販でも一定の人気を誇っています。ただし一般的に2,000円~5,000円前後の商品が多く、その意味で「1,000円で手に入る」ダイソー商品は破格の価格設定といえます。
一方、家電メーカー製はBluetooth接続やWi-Fi接続でコードレス、解像度が高いタイプもあるため、より本格的に耳掃除映像を楽しみたい人は比較検討をする価値があるでしょう。
3-3:今後の利用シーン予測
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│ 利用シーンの例 │
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│1. 耳掃除(自己確認 or 子どもの耳) │
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│2. 細かな部品の点検(PC内部など) │
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│3. DIYやホビー用途での拡大観察 │
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│4. 小動物のケア(獣医相談は推奨) │
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「こんなところまで映るのか」という驚きがあり、耳掃除をはじめとするセルフケアから、ちょっとした調査まで幅広く使える可能性があります。とはいえ、耳を触る際は自分の手元が見えづらくなるため、あくまで安全第一。深く突っ込みすぎて耳を傷つけないよう注意が必要です。

今後の動向予測
- さらなる改良版や他社対抗商品
ダイソーを含む100均業界は、人気商品が出れば改良版や派生商品が続々と登場することが多々あります。今後、もう少し高解像度やコードレス化に近い商品が登場するかもしれません。 - 対応OSの拡充を期待する声
iOSユーザーの多さを考えると、「なんとかiPhoneでも使えるようにしてほしい」という要望が高まるでしょう。他社製品ではWi-Fi接続でiOS対応を実現している例もあり、ダイソーが今後どう対応するか注目が集まりそうです。 - YouTubeやTikTokなどの映像共有がブーム化
自分の耳の中やマクロ撮影した映像をシェアする文化がさらに拡大する可能性があります。ただし映像の内容によっては抵抗感を覚える人もいるため、SNSで公開する際はモザイクを入れるなどの配慮が必要になるでしょう。 - ユーザーコミュニティの活性化
「こんなものを映してみた」「耳掃除のコツ」など、ユーザー同士で情報交換が盛んになるかもしれません。海外でも似た製品は注目されており、日本だけでなくグローバルな市場でもこのジャンルが盛り上がる可能性があります。
総じて、ダイソーの耳かきカメラは“低価格マイクロスコープ”としての位置付けも含め、新たな衝動買いアイテムとして注目を集めています。
耳掃除自体は自己責任で安全に行う必要がありますが、自分だけの活用アイデアを探し出す楽しさも相まって、SNSを中心に盛り上がりが続くでしょう。機能面で物足りなさを感じる人は、ほかの家電メーカー製品や上位機種との比較を楽しんでみるのも一つの選択肢です。
とはいえ価格が1,000円に抑えられている手軽さはやはり魅力的。今後、ダイソーだけでなく他の100円ショップでも同様の製品が増えてくる可能性もあり、プチ家電の世界がさらに盛り上がりを見せるかもしれません。
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