「ホルムズ海峡が本当に封鎖されたら、日本の株式市場はどうなるの? どの銘柄が上がるのか、逆に下がるのか、具体的に知りたい!」
イランはホルムズ海峡を通る石油タンカーなどにすぐ海域を出るよう警告した
— 中東紛争ニュース (@savashaberjp) June 22, 2025
米軍の核施設攻撃で間もなく海況封鎖に踏み切るという pic.twitter.com/nfJOCzriSD
イランが次の一手をどう打つかで世界情勢かなり変わるね激注目👀
— 🐤 ひよこギャンブラー₿ 🐤 (@bakuekidasitai) June 22, 2025
アメリカ施設に報復攻撃なんてさすがにできないと思うから、次点で強力な報復っていうと「ホルムズ海峡封鎖」だよね。ここ封鎖されるとシンプルに迂回路がないので原油が通れずに燃料費爆上がり経済死。日本は干上がり確定ご覚悟! pic.twitter.com/T7w4B7dulj
【最悪の決断をしました】速報:イラン最高指導者・顧問が米海軍艦艇へのミサイル攻撃とホルムズ海峡の封鎖を要求 pic.twitter.com/GcyFb7ar9C
— @airi_fact_555 (@airi_fact_555) June 22, 2025
アメリカ、イランの各施設を攻撃。
— rabeat (@rabeat07) June 22, 2025
新たな戦争の始まりとなるかも
しれない。
日本にとっての問題は石油。
ホルムズ海峡封鎖という事態になれば
価格は高騰し、オイルショックの再来と
なるかもしれない。リッター180円どころの話ではなくなる。
引き続き注視すべき大ニュースである。 pic.twitter.com/i5oR7nehaE
3つのポイントまとめ
- 封鎖は原油と運賃を急騰させるため、エネルギー・海運の一部が恩恵を受ける。
- 過去の類似局面(2019年タンカー攻撃など)ではエネルギー開発と海運大手が上昇した実績がある。
- 継続的な上昇には期間と政策対応が鍵。短期急騰後の調整リスクと政府備蓄放出に注意。
Part 1 ホルムズ海峡で何が起きたのか?
ホルムズ海峡は世界の原油流通の2割を担う“チョークポイント”だ。2025年6月下旬、中東情勢が緊迫し「イランが海峡封鎖を示唆した」との報道が広がるや、ブレント原油は瞬時に90ドル目前まで跳ね上がった。
封鎖の背景は大きく三つ。
- イランと主要産油国の対立深刻化
- 米・欧の経済制裁強化と報復合戦
- イスラエル情勢の緊張が湾岸全域へ波及
市場は「海峡通過が止まれば世界供給が1日当たり1700万バレル減る」と試算し、原油先物は一時スパイク。ブルームバーグは「米海軍が通航確保任務に入る」と指摘したが、供給懸念自体は消えていない。
Part 2 マーケットはどう反応するのか?
1. 原油価格の急騰 → エネルギー開発株が買われる
シティ・リサーチは「完全封鎖なら100ドル超えも視野」と予測。
高値が長期化すれば、探鉱・開発企業の収益は一気に膨らむ。
2. 海上輸送リスク増大 → 海運運賃の上昇
2019年のタンカー攻撃時も運賃指数は急騰し、日本の海運大手株は短期的に二桁上昇した前例がある。
3. 防衛・セキュリティ需要の顕在化
防衛関連株は「地政学ショックの隠れ受益者」として物色されやすい。2019年にも三菱重工などが買われた経緯がある。 kabutan.jp
図表:封鎖ショック時に注目されるセクター
セクター 追い風要因 要警戒リスク エネルギー開発 原油高で増収 為替円高・増産要請 海運(タンカー・ドライ) 運賃高騰 長期封鎖が解ければ反落 商社 資源持分比率増で利益押上げ 与信・市況変動 防衛 受注思惑 業績寄与は中長期
Part 3 ホルムズ海峡封鎖で上がる可能性が高い銘柄5選
銘柄 | コード | 事業概要 | 上昇シナリオ | 主なリスク |
---|---|---|---|---|
INPEX | 1605 | 原油・ガス開発最大手 | 原油高が直撃で営業益拡大 | OPEC増産で急落 |
ENEOSホールディングス | 5020 | 国内最大の総合エネルギー | 在庫評価益と精製マージン拡大 | ガソリン補助金で逆風 |
商船三井(MOL) | 9104 | VLCCやLNG船保有 | 長期チャーター+運賃急騰で利益急増 | 燃料費高騰 |
川崎汽船(K Line) | 9107 | バルク・コンテナ輸送大手 | 中東ルート不安→船腹需要増 | 緊張緩和で反落 |
三井物産 | 8031 | 資源持分と海運子会社 | 原油・LNG権益+海運子会社が追い風 | ポートフォリオ分散で効果薄まる可能性 |
ポイント
- 5銘柄とも「原油価格」「運賃指数」に強い相関を持つ。
- 過去の封鎖リスク時に実際に買われた実績あり。
- あくまでシナリオ限定の短・中期勝負で、長期保有は要検討。
今後の動向と投資ストラテジー
- 封鎖期間がカギ
市況が最も反応するのは“一時的供給ショック”だ。実際の封鎖が数日で解ければ「噂で買って事実で売る」展開も早い。 - 政府備蓄放出と協調増産
IEA加盟国には備蓄放出のカードがある。放出が現実味を帯びれば、原油高はピークアウトする公算が大きい。 - 為替・金利・インフレを総合的にチェック
原油高=円安が進めば輸入コスト増で国内景気にはマイナス。利上げ観測や消費減退も株価に影響するため、セクター間の“資金移動”を追うことが重要だ。
まとめ:備えあれば憂いなし
- 原油と運賃のスパイクは一次的でも株価インパクト大
- INPEXなど資源株+海運大手が短期妙味
- 出口戦略を決めたうえで“噂買い・事実売り”を徹底
免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨または保証するものではない。最終的な投資判断はご自身の責任で行っていただきたい。最新の開示資料や信頼できるニュースソースを併せて確認し、リスク許容度に応じて行動してほしい。
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