2026年10月16日の各社の発表と、同日の報道(ロイター、共同通信、読売新聞オンライン、FNNプライムオンライン、朝日新聞など)にもとづいています。流出件数は、各社が発表した、または報道された数字です。
16日は、個人情報の流出が一気に伝えられた日でした。ヤマト運輸の約531万件、通販サイトの運営支援会社の2,335万人、イエローハットの180万人分…。どれも、普通に暮らしていれば、使っていてもおかしくないサービスです。
なぜここまで続くのか。そして、私たちは何をしておけばいいのか。今日の発表を整理して、今すぐできることをまとめます。
先に結論だけ
- 16日に公表された、または報じられた流出は1日で複数社、合計で数千万件規模
- ヤマト運輸は、後払いサービスから約531万件。大部分は氏名・住所・電話番号
- 民間調査では、9月までのサイバー攻撃による流出事案は454件で、前年の1.5倍と報じられた
- 「不審なメールは開かずに削除」。パスワードの使い回しをやめるのが、最優先の自衛策
16日に分かった流出を一覧にする
| ヤマト運輸 | 「クロネコ代金後払いサービス」への不正アクセスで約531万件。うち約5万件は届け先の情報 |
|---|---|
| ファンケル | グループ会社を含む会員情報、約83万件 |
| ショップサーブ | 通販サイト利用客など約2,335万人分。クレジットカード番号の一部も(朝日新聞の報道) |
| イエローハット | 会員情報、約180万人分(TBSの報道) |
| ソースネクスト | 会員情報、約2,252万件。パスワードも流出(PC Watchの報道) |
| 日本郵便 | 国際郵便の調査請求サービスのサーバーが不正アクセスを受け、このアドレスから約52万件の迷惑メールが送られた(7月15日から9月25日) |
※件数は、各社の発表や報道によるもので、調査の進展で変わる可能性があります。同じ人が複数のサービスで重複して含まれることもあります。
なぜ、これほど続くのか
理由はひとつではありません。報道から読み取れるのは、次のような背景です。
- 攻撃が増えている:民間調査会社によると、9月までの情報流出事案は454件で、去年の1.5倍
- 狙われるのは、物流や通販など「個人情報が大量にある」会社:宅配大手への不正アクセスが相次いでいると、業界紙も伝えている
- 対策が追いついていない企業もある:ある小売大手の担当者は、「セキュリティレベルが今の時代に追いついていなかった」と話したと報じられている
被害に遭ったら、何が起きる?
流出した氏名、住所、電話番号などは、詐欺メールやSMSに使われるおそれがあります。報道では、「9万円のクレジットカード請求」といった不審なメールの事例も紹介されました。「配送の不在連絡」を装うメールにも注意が必要です。
今日から、すぐできる対策
- 不審なメール・SMSは、開かずに削除:リンクを押さない。日本郵便も、そう呼びかけています
- パスワードの使い回しをやめる:流出したサービスと同じパスワードは、すべて変更する
- クレジットカードの明細を確認:身に覚えのない請求がないか、今週中に見ておく
- 公式の発表を、自分で確認する:メールのリンクからではなく、会社の公式サイトやアプリから、お知らせを見る
- 二段階認証を設定:使えるサービスは、必ず有効にしておく
今後の焦点
各社は調査を続けています。流出した情報の範囲や、原因が明らかになるにつれて、件数が増える可能性もあります。公式の続報を、こまめに確認してください。


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