スポンサーリンク

キオクシア株はなぜ15%超急落?大幅増益でも売られた3つの理由と終値1万1345円の意味

キオクシア株はなぜ15%超急落?大幅増益でも売られた3つの理由と終値1万1345 ニュースまとめ
スポンサーリンク

本ページはプロモーションが含まれています

半導体メモリー大手のキオクシアホールディングスの株価が、11月2日に大きく崩れました。終値は前日比15.78%安の1万1345円。中間決算は営業利益が3兆円を超える大幅増益だったのに、なぜ投資家は売りに走ったのでしょうか。Bloombergなどの報道と決算数字から、理由を整理します。なお、本稿は情報の整理が目的で、投資の助言ではありません。

スポンサーリンク

11月2日に何が起きたのか

前週末の終値は1万3470円でした。11月2日は朝から売りが先行し、一時は15%安となる1万1450円まで下げ、結局、終値は1万1345円に。Bloombergによれば、日中の下落率としては7月29日以来の大きさだといいます。この日の日経平均株価も続落しており、大引けのニュースでは「キオクシア急落が相場の重荷に」と表現されました。

決算の中身|大幅増益なのに売られた

数字だけを見れば、決して悪い決算ではありません。中間期の累計は売上収益が4兆2472億円、営業利益が3兆2647億円。7〜9月期の営業利益は1兆9947億円でした。それでも売られたのは、市場が見ていたのが「過去」ではなく「次の四半期」だったからです。足元の好業績はすでに株価に織り込まれており、わずかな期待外れでも反応が大きくなりやすい局面でした。

営業利益率で見ると、中間期は売上収益に対して約77%という水準です。メモリー市況の追い風が強かったことを示す数字ですが、裏を返せば、ここから先は「どこまで高い水準を維持できるか」が問われる段階に入ったといえます。

理由1|10〜12月期の見通しが市場予想に届かなかった

最大の要因は今後の見通しです。会社が示した10〜12月期の営業利益計画は1兆9950億円で、7〜9月期とほぼ横ばいでした。一方、アナリスト12人の予想平均は2兆3479億円。計画は予想を大きく下回り、さらなる伸びを期待していた投資家に失望が広がったと伝えられています。初の中間配当(1株90円、分割前基準)も発表されましたが、株価の支えにはなりませんでした。

理由2・3|AI半導体株全体の売りと、高値からの調整

二つ目は市場全体の流れです。10月30日の米国市場でインテルが急落し、半導体株の指数が続落しました。この点は当ブログの「インテル株はなぜ約3割急落?」でも触れています。三つ目は需給面で、6月22日に付けた上場来高値3万7567円(分割調整後)から、約7割も下げた水準にあります。信用買い残の増加や、中国メーカーの台頭、NAND技術への懸念も指摘されており、材料が重なった形です。

今後の注目点

市場では、次の決算までにNAND市況やAI向け需要の見方がどう変わるかが焦点になります。株価は数字だけでなく期待で動くため、増益でも下がる場面はこれからも起こり得ます。短期の値動きに一喜一憂せず、会社の発表や市況の数字を確認していくことが大切です。

個人投資家の間では、下落後の水準を「買い場」と見る声と、まだ調整が続くとみる声に割れているとされます。どちらが正しいかは誰にも断言できません。判断する際は、決算資料や証券会社のレポートなど一次情報に近い資料を確認するのがおすすめです。

まとめ

キオクシア株は11月2日、10〜12月期の営業利益計画が市場予想を下回ったことや、AI・半導体株全体の売りを受けて、終値1万1345円と15.78%下落しました。中間期の営業利益は3兆2647億円と大幅増益でしたが、期待が高かった分、反動も大きかったといえそうです。

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました