日経トレンディ「2026年ヒット商品ベスト30」の発表内容
月刊誌『日経トレンディ』は2026年11月3日、恒例の「2026年ヒット商品ベスト30」を発表した。日テレNEWS NNNやFNNプライムオンラインなどの報道によると、1位は「目印チャーム」、2位は「TikTok Shop」、3位は「ボンボンドロップシール」。FNNは、今年のキーワードとして「ポケット消費」が挙げられたと伝えている。
上位には、推し活やSNSと結びついたものが並んだ。ほかに映画『ちいかわ 人魚の島のひみつ』や『カメレオン・トモコレ』もランクインしたと各媒体が報じている。
同誌のランキングは、売上や話題性、新しさなどを踏まえて選ぶ年末恒例の企画で、毎年の流行を振り返る目安として読まれてきた。選ばれた商品の顔ぶれから、その年の消費の空気を読み取ろうとする人も多い。
なぜ「目印チャーム」が1位になったのか
目印チャームは、推し活の定番になったとされる商品だ。ネットの書き込みの中には、カプセルトイとして以前から存在していたものが、急に流行したことに触れる声もあった。
一方で、1位を知らなかったという反応も少なくない。ヒット商品の評価は、年代や趣味によって見え方が大きく変わる。自分の周りでは見かけなくても、特定のコミュニティの中で爆発的に広まった商品が、ランキングの上位に入ることは珍しくない。
SNSで広がった商品は、店頭で見かけるより先に、画面の中で存在感が大きくなりやすい。2位にTikTok Shopが入ったことも、買い物の入口が動画へ広がっていることの表れという見方ができる。3位のボンボンドロップシールも、売り場より先にSNSで名前を覚えた人が多いタイプの商品だ。
ヒット商品という言葉は、売れた数だけでなく、その年の話題の中心にいたかどうかも含めて使われる。1位が「知る人ぞ知る」商品になるのは、そうした性格の表れともいえる。
10位「Claude Code」に驚きの声が出た理由
今回、とりわけ目を引いたのが10位のAIコーディングツール「Claude Code」だ。5ちゃんねるのまとめ記事によれば、日用品や雑貨が並ぶ中で開発者向けのツールが入ったことに、困惑や驚きの書き込みが多く見られた。
ランキングの幅が広すぎるという皮肉もあった。ただ、生活者向けの商品だけでなく、仕事の進め方を変えたサービスも含めて「この1年で話題になったもの」を拾う趣旨だと考えれば、不思議ではないという見方もできる。
Claude Codeは、文章で指示を出すとプログラムを書いてくれるAIのツールで、エンジニア以外にも名前が知られるようになった。仕事の道具が「ヒット商品」に並ぶこと自体が、今年の特徴といえる。
ランキングへの反発と、ヒット商品の見方
同じ書き込みには、「話題になっただけでヒットしていない」「ステマではないか」といった、ランキングの信頼性を疑う意見も見られた。これらは匿名掲示板上の個人の感想であり、選定方法の事実を示すものではない。
売上だけでなく、話題性や新しさを加味して選ぶ性格上、毎年のように賛否は出る。完全な30位までの顔ぶれは、日経トレンディの誌面や公式の発表で確かめたい。
年末にかけては各社のランキングも出そろう。見比べると、今年の傾向が立体的に見えてくるはずだ。
発表を受けて、自分が買ったものや使ったものが入っているか探してみるのも、こうしたランキングの楽しみ方の一つだ。
まとめ
日経トレンディの2026年ヒット商品は、1位が目印チャーム、2位がTikTok Shop、3位がボンボンドロップシールで、10位のClaude Codeに驚きの声が出た。賛否はあるものの、今年の消費の空気を映す一覧として、自分の感覚とのずれを確かめる材料になる。


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