俳優の柳楽優弥さんが、TBSの日曜劇場『Mr.MYSTERY?』で連続ドラマ初の日曜劇場主演を務めることが発表されました。放送は2027年1月期の日曜よる9時から。最大の特徴は、主人公が「捜査しない」警察職員で、犯人も毎回冒頭で明かされることです。なぜこの形式なのか、発表された内容を整理します。
『Mr.MYSTERY?』で何が発表されたのか
ドラマは2027年1月期の日曜劇場として、日曜よる9時から9時54分に放送されます。完全オリジナルの1話完結型ミステリーで、柳楽さんにとっては日曜劇場初主演です。初のティザー映像は、25日放送の『VIVANT』の後に公開される予定と伝えられています。
なぜ「捜査しない」警察職員が主人公なのか
柳楽さんが演じるのは、警視庁の被害者サポート担当係の職員です。大切な人を失った人など、犯罪の被害に遭った人たちを支える立場で、犯人を疑うことも追い詰めることもしません。ただ話を聞き、相手を理解しようとするだけ、という設定です。
従来の刑事ドラマでは、主人公が事件を解き明かして犯人を追い詰める展開が定番でした。あえてそこを外し、「寄り添う人」を軸に据えたところに、この作品らしさがあります。
犯人が冒頭で分かる形式、狙いはどこにあるか
毎話の冒頭で犯人が明かされる形式は、「倒叙ミステリー」と呼ばれます。『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』が有名ですが、今回は犯人を追い詰めない主人公という点が大きく異なります。
公式の説明によると、主人公は犯人の日常に現れ、散歩や食事、趣味、さらには職場にまで同行し、犯人を少しずつ落ち着かなくさせていくそうです。笑える要素もあるとされ、重くなりすぎない作りになっているようです。
柳楽優弥さんとプロデューサーのコメント
柳楽さんは「日曜劇場に参加できてうれしい」と話し、役を新しい挑戦と位置づけています。犯人が早い段階で分かる作品は初めてなので、制作陣と入念に準備を重ねたとのことです。
プロデューサーの中島さんは、犯人が分かっていて主人公が捜査もしない点を挙げ、「なぜ犯行に及んだのか」や犯人の愚かさ、哀しさといった人間らしい部分に焦点を当てたいと語りました。
放送前に気になるポイントと今後
共演者は、現時点で発表されていません。続報としては、ティザー映像の内容、ゲストの顔ぶれ、主題歌などが注目されそうです。日曜劇場は例年、放送が近づくにつれて情報が小出しにされるため、解禁のたびに話題になる可能性があります。
日曜劇場はTBSが長年続けている日曜夜9時の看板枠で、『半沢直樹』や『VIVANT』など、大型作品を数多く送り出してきました。そこで主演を務めるのは、俳優にとって大きな節目になります。
柳楽さんは、2004年公開の映画『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞したことで知られます。以降も映画や配信ドラマで幅広い役を演じてきた実力派です。その柳楽さんが、派手に事件を解決しないタイプの主人公をどう演じるのか。そこが最大の見どころになりそうです。
視聴者が犯人を最初から知っているからこそ、会話の一言一言に緊張が生まれます。誰が犯人かではなく、なぜそうしたのか、どこで気持ちが崩れるのかに目が向くため、俳優の芝居が際立つ形式でもあります。柳楽さんの抑えた演技が犯人をどう揺さぶるのか、見る側の想像も膨らみます。
まとめ
柳楽優弥さんの日曜劇場初主演作『Mr.MYSTERY?』は、2027年1月期に放送される、犯人が冒頭で分かる1話完結の新しいミステリーです。捜査しない主人公がどう犯人と向き合うのか。人間ドラマとしての見せ場に期待が集まります。

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