大きな事件のあとには、必ずと言っていいほど「便乗詐欺」が現れます。今回のお名前.com デスクトップクラウドの不正アクセスでも、GMOは補償や返金を装う不審な連絡に注意するよう呼びかけています。補償の案内がメールで届く予定だからこそ、本物と偽物を見分ける目を持っておきたいところです。
先に結論
- GMOは、メールや電話でパスワード・クレジットカード・口座情報を尋ねないと説明している
- 本物の案内は、登録メールアドレス宛に10月30日までに届く予定
- メールのリンクは使わず、自分で公式サイトを開いて確認する
公式に書かれている注意点
第3報では、本件に便乗したフィッシングメール、補償や返金を装う不審な連絡、不審なウェブサイトに注意するよう案内されています。さらに、不正アクセスを行った第三者を名乗る者からメールやメッセージが届いても、URLやファイルは開かず、返信もしないよう求めています。
第4報では、ログインパスワード(閲覧専用パスワードを除く)や暗証番号を尋ねることはない、とも書かれています。補償の申請で提出を求められる可能性があるのは、取引の日時・内容・損失額が分かる情報や、本人確認書類などです。
こんなメールは怪しい
- 「補償金を受け取るにはパスワードを入力してください」と求めてくる
- クレジットカード番号や口座情報の入力を促す
- 「24時間以内に手続きしないと失効する」と急がせる
- 返金のために手数料や振込を求める
- 差出人のドメインが、公式のものと微妙に違う
- 日本語の言い回しが不自然で、リンク先のURLが見慣れない
ひとつでも当てはまれば、それ以上は触らないのが安全です。
本物かどうか確かめる方法
いちばん確実なのは、メールの中のリンクを使わないことです。自分で検索するか、ブックマークから、お名前.comやGMOグループの公式サイトを開いてください。第4報は公式サイトに掲載されていて、補償申請の詳細も、11月6日までに公式サイトとメールで案内される予定です。同じ内容が公式サイトにも載っていれば、メールの信頼度は高まります。
不安なときは、公式の問い合わせフォームか、24時間対応の電話(03-5456-2560)で確認できます。電話番号は、公式サイトに載っているものを自分で見て、かけるようにしてください。
自分が対象かどうかの確認
見舞金は、現在サービスを利用中の全顧客が対象です。利用中かどうかは、契約時のメールや、公式サイトのログイン画面から確認できます。分からないときは、問い合わせ窓口に聞くのが確実です。不正取引の損失補償は、不正アクセスに起因すると認められた取引が対象で、市場の変動による損失などは対象外とされています。
脅しや暴露の話にも注意
GMOは、攻撃者とみられる者から情報公開をちらつかせて金銭を要求されていることを明らかにしています。公開される情報には事実と異なるものが含まれるおそれがあるため、出回る情報は公式発表で確かめるよう呼びかけています。「流出リスト」と称するものや、転載された画像を安易に拡散すると、無関係の人を傷つけることにもなります。
管理人の感想
被害に遭った人ほど、「補償」という言葉に敏感になっているはずです。そこにつけ込まれるのが、いちばん悔しいパターンだと思います。落ち着いて、公式を見る。それだけで防げる被害はかなり多いです。
ネットで見られる声のタイプ(論調の要約。個別の書き込みの引用ではありません)
- 警戒派:「補償を装うメールは確実に来るはず」
- 確認派:「うちの登録メールを見直しておこう」
- 共有派:「家族にも注意喚起しておく」
まとめ:受信箱を開く前の3か条
パスワードは聞かれても答えない、リンクは踏まない、公式サイトで確かめる。この3つを守れば、便乗詐欺の被害はぐっと減らせます。あなたは、補償のメールが届いたら、まず何を確認しますか?
出典:GMOインターネットグループ公式お知らせ(第3報、第4報)。本記事は公開情報にもとづく解説で、個別の被害や補償の可否を保証するものではありません。最新の状況は必ず公式のお知らせでご確認ください。


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