「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスで、GMOが利用者に「至急」とお願いしているのが、パスワードの変更と、ログイン中の全セッションの切断です。パスワードを変えただけで安心してしまうと、危ない場合があります。第3報(10月23日)の内容を、手順にして整理しました。
先に結論
- パスワード変更は、FX取引に使っていない端末(スマホや別のPC)から行う
- 変更後も、既存の接続が一定期間残る場合がある。全セッションの切断まで必須
- 取引履歴と残高を見て、身に覚えのない取引があればまず取引先へ連絡
手順1:別の端末でパスワードを変える
お取引口座と、取引ツール(MT4/MT5など)のパスワードを変更します。ここで大事なのは、サーバーとは別の端末から操作することです。侵入された環境の中で変えても意味が薄れるおそれがあるため、GMOもFX取引に使っていない端末から行うよう求めています。
手順2:ログイン中のセッションをすべて切断する
見落としやすいのがここです。パスワードを変更したあとも、証券会社やFX会社のサーバーの仕様によっては、以前の接続が一定期間続き、第三者が取引を続けられる場合があると説明されています。すでにパスワードを変えた人も、必ず実施してください。
- 取引先のマイページなどで、接続中のセッションを全部切断する
- やり方が分からなければ、取引先の窓口に全セッションの切断を依頼する
手順3:取引履歴と残高を確認する
身に覚えのない取引があったら、まず取引先の事業者に連絡します。このとき、第三者による不正アクセスであることを説明して、取消や返金を相談してください。損失の補償は、取引所などからの返金分を差し引いて支払われる仕組みなので、先に取引先へ相談した記録が役に立ちます。
手順4:ほかの認証情報も変える
- 取引先が二要素認証(二段階認証)を用意しているなら、必ず設定する
- サーバー内に保存していたID・パスワードを変更する
- 同じパスワードをほかのサービスでも使っていたら、そちらも変える
- ブラウザに保存していた各種サービスのパスワードも変更する
手順5:自分の端末のチェック(予防)
念のための予防的な対応として、自分のPCやスマホでウイルス対策ソフトのフルスキャンをして、データのバックアップを取るよう求められています。バックアップしたファイルの扱いには注意が必要です。調査は続いていて、端末への影響も含めて確認中とされています。
やってはいけないこと
- 「不正アクセスした者」を名乗るメッセージのURLやファイルを開く、返信する
- 補償や返金をうたうメールの案内に、パスワードやカード情報を入力する
- SNSの未確認情報を、そのまま拡散する
GMOは、メールや電話でパスワード、クレジットカード情報、口座情報などを尋ねることはないとしています。相談は、公式の問い合わせフォームか、24時間対応の電話(03-5456-2560)と案内されています。メールのリンクではなく、公式サイトから入るようにしてください。
管理人の感想
こういう事故のときに怖いのは、「変えたから大丈夫」と思って止まってしまうことです。セッションの切断までやるかどうかで、被害の広がり方は変わりうる。いま利用者でなくても、パスワードの使い回しや保存の仕方を見直すいい機会になります。
ネットで見られる声のタイプ(論調の要約。個別の書き込みの引用ではありません)
- 利用者派:「手順が分かってやっと動ける」
- 注意喚起派:「別端末からの変更を忘れずに」
- 不安派:「どこまで被害が出ているのか心配」
まとめ:今日中にやる順番
別端末でパスワード変更→全セッション切断→取引履歴の確認→二段階認証の設定。この順で進めれば、とりあえずの安全は確保できます。あなたは、いまのFX口座のパスワード、ほかのサービスと同じではありませんか?
出典:GMOインターネットグループ公式お知らせ(第3報、2026年10月23日16:10時点)。本記事は公開情報にもとづく解説で、個別の被害や補償の可否を保証するものではありません。最新の状況は必ず公式のお知らせでご確認ください。


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