※2026年10月26日の発表時点の情報と、一般的なセキュリティ対策をまとめたものです。最新の案内は必ず楽天トラベルの公式サイト・公式アプリで確認してください。
楽天トラベルの不正アクセスのニュースを見て、「自分は関係あるのかな」と思った人は多いと思います。楽天は、対象となる利用者に順次、個別に連絡するとしています。つまり連絡を待つだけでなく、自分で確認できることもあるわけです。
事件の全体像は何が漏れたのかの内訳で整理しています。ここでは「今日、何をするか」だけに絞ります。
確認① 海外ホテルや多言語サイトを使ったことがあるか
今回の対象は、海外ホテル予約ページ(ヨーロッパ、アメリカ・カナダ、アジア・オセアニアの一部)にログインした人や予約した人と、多言語予約サイトにログインした人です。
- 海外のホテルを楽天トラベルで予約した覚えがある
- 英語など日本語以外の画面で予約・ログインした覚えがある
国内旅行しか使っていない人は、少なくとも発表上は対象に挙がっていません。ただし、どの範囲まで影響するかは今後の説明次第です。
確認② 楽天から個別の連絡が来ていないか
メールボックスの受信と迷惑メールフォルダを検索してください。ただし、メール内のリンクは押さないのが鉄則です。公式アプリを開くか、ブックマークした公式サイトから、お知らせのページで同じ内容があるか確かめましょう。
確認③ 予約履歴とカード明細に身に覚えがないか
楽天トラベルの予約履歴と、使ったクレジットカードの利用明細を見て、覚えのない予約や請求がないかチェックします。楽天は不正利用はできない情報だと説明していますが、念のためです。
今回いちばん増えそうなのは偽メール・偽SMS
メールアドレスと電話番号が対象になった場合、それを悪用したなりすましの連絡に注意が必要です。事件のニュースに合わせて、偽の「お知らせ」が送られてくるのはよくある流れです。
- 「アカウントが停止されます」「至急ログインを」など、焦らせる文面
- リンク先でIDやパスワード、カード番号の入力を求める
- 差出人名は楽天でも、メールアドレスやリンクのドメインがおかしい
- 電話やSMSで、カード番号の全桁や暗証番号を聞いてくる
こうした連絡は、いったん無視して構いません。本当に必要な案内なら、公式アプリのお知らせにも出ているはずです。
念のためのパスワード見直し
今回、パスワードは対象外と説明されています。それでも、同じパスワードを他のサービスで使い回していないか、この機会に見直す価値はあります。使い回しがあれば変更し、二段階認証を設定できるサービスでは有効にしておくと安心です。
今日やることチェックリスト
- 海外ホテル・多言語サイトの利用歴を思い出す
- 楽天からの連絡メールを探す(リンクは押さない)
- 公式アプリ・公式サイトのお知らせを見る
- 予約履歴とカード明細を確認する
- 怪しいメール・SMSは開かず削除する
- パスワードの使い回しがないか確認する
カード情報が気になる人へ
一部の予約者では、カードの下4桁や有効期限などの支払情報も対象になりました。再発行すべきかどうかの考え方は、クレカ情報3.6万件、再発行は必要?で解説しています。
もし偽サイトに入力してしまったら
「リンクを押して、IDとパスワードを入れてしまった」という場合は、慌てずに次の順番で動いてください。
- 本物のサイトにアクセスし直して、すぐにパスワードを変更する(同じパスワードを使っている他のサービスも変える)
- カード番号を入れてしまったら、すぐカード会社に連絡して状況を伝える
- 入力した日時と、届いた文面の画面をスクリーンショットで残す
- 必要に応じて、警察の相談窓口や消費生活センターに相談する
入力してしまっても、早く動くほど被害は小さく抑えられます。恥ずかしがらずに、早めに相談先へ連絡しましょう。
まとめ
対象かどうかは、利用歴・個別連絡・明細の3つで確かめられます。そのうえで、いちばん気をつけたいのは、事件に便乗した偽メール・偽SMSです。連絡が来ても、リンクは押さず公式アプリから確認。これだけで、被害の多くは防げます。


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