本田真凜さんと宇野昌磨さんのアイスダンスペア「しょまりん」が、10月31日の全日本選手権アイスダンス予選会で公式戦デビューを飾った。中日スポーツによると、リズムダンス(RD)は7組中4位の滑り出し。その後、全日本の切符を手にしたとTHE DIGESTが伝えている。なぜこれほど注目され、会場が埋まったのか。報じられた内容をもとにまとめる。
なぜ「しょまりん」はここまで注目されたのか
理由の一つは、顔ぶれの大きさだ。ともにシングルで長く活躍してきた2人が、アイスダンスのカップルとして組むという異例の挑戦だった。結成の発表からは約6カ月。スポーツ報知は、アイスダンスのカップルでの五輪挑戦という位置づけで公式戦デビューを報じた。ペア名が愛称で呼ばれていること自体、ファンの関心の高さを物語っている。
会場はなぜ満員になったのか
中日スポーツは、見出しで「チケット無料が5000円に」と伝え、約1700席がほぼ満員になったとしている。予選会としては異例の盛況で、スポーツ報知も「スタンド超満員」と表現した。演技後には会場から大きな拍手が起き、2人は手をつないで笑顔で見つめ合ったという。デビュー戦で観客の熱がこれだけ高まるのは、結成からの期間を考えても珍しいケースだろう。
演技の評価、リフトは全てレベル4
日刊スポーツによると、RDではリフトがすべて最高のレベル4と判定された。本田さんは「すごいでしょ」と手応えを語っている。結果は4位だが、初戦でこの評価を得たことは、技術面での土台が仕上がっていることを示す材料になる。同じ予選会では、結成2年目の紀平梨花さん・西山真瑚さん組「りかしん」がRD2位につけた。
全日本の切符を得た意味と今後
THE DIGESTは「全日本切符ゲット」と報じ、本田さんが「感動して泣きそう」と話したとしている。全日本選手権に出場できたことで、次は国内トップ組との比較になる。五輪を視野に入れるなら、国際大会での実績や技術の積み上げも必要になるが、現時点でどこまで届くかを断定できる材料はない。まずは全日本でどんな演技を見せるかが焦点だ。
アイスダンスとはどんな競技か
シングルが個人でジャンプを競うのに対し、アイスダンスは男女ペアが音楽に合わせて踊りの一体感を競う種目だ。ジャンプはなく、リズムダンスとフリーダンスの2つの演技の合計で争う。リフトやツイズル、ステップの質がレベル判定の対象になり、2人の動きの揃い方が得点を左右する。シングルで磨いた表現力が、そのまま通用するとは限らないのが難しいところだ。
全日本選手権とはどんな大会か
全日本選手権は国内最高峰の大会で、五輪などの代表選考にも関わる位置づけにある。アイスダンスは出場組が限られており、今回のような予選会を経て本戦に進む流れだ。しょまりんにとっては、今回の通過が次のステップに進む入り口になる。本戦では、経験の長い国内組との比較で、現在地がより明確に見えてくるだろう。
初戦の4位をどう受け止めるか
結成から約6カ月での公式戦デビューという点を踏まえれば、4位という結果とレベル4のリフトは、一定の完成度を示すものと言える。ただし、7組中の順位で、相手との差や点差の詳細は今回確認した記事では分からない。今後は、演技構成点の伸びやミスの少なさが、評価を左右するポイントになりそうだ。
まとめ
RD4位、リフトは全てレベル4、約1700席がほぼ満員。初戦としては十分に話題性と中身を示した形だ。2人の挑戦は始まったばかりで、評価は今後の試合の積み重ねで決まっていく。全日本での演技に注目したい。
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