11月2日に放送されたドラマ『南田南弁護士は天才肌』第3話が、放送後に大きな反響を呼んでいます。主演は芦田愛菜さん。ナチス・ドイツに言及したナレーションや、主人公が担当から外れる展開に、SNSでは「胸が苦しい」という声が相次ぎました。以下、ネタバレを含みます。
どんなドラマ?第3話の基本情報
本作はカンテレ・フジテレビ系「月10」枠で毎週月曜夜10時に放送されており、Netflixシリーズ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の日本版です。芦田さんが自閉スペクトラム症の新人弁護士、南田南を演じます。
第3話のゲストは大政凜さんで、被告人の惣介役。めざましメディアによると、大政さんは役について、南とはまた違った世界が見えている人物だと語っています。
なお、芦田さんが「ウルトラマンゼロ」のものまねを披露して反響を呼んだことを、ORICON NEWSが伝えています。重いテーマの回の一方で、話題が広がる場面も多い作品です。
第3話のあらすじ:何が起きたのか
事件は、ある会社の会長宅で、自閉スペクトラム症の次男・惣介が長男を殴って死なせたとされるものです。検察は、死因となった胸部の損傷も惣介によるものとみています。しかし動機は分からず、惣介は攻撃的な面を見せたこともなく、兄弟仲も良かったと描かれました。
南は先輩弁護士の宮地(山口馬木也さん)と案件を担当し、被害者の部屋を見て、ある仮説にたどり着きます。ところが法廷で、検察官が被告人と弁護人の状態を同一視するような発言をしたことで、南は担当を外れることになりました。
ORICON NEWSによると、ストーリーはほぼ原作どおりで、ナチス・ドイツへの言及も原作の流れを踏まえたものだといいます。
なぜ反響?ナチス・ドイツに触れたナレーション
ORICON NEWSやモデルプレスが特に伝えたのは、ナレーションの部分です。81年前のナチス政権下のドイツで、障害のある人が法律や制度によって権利を奪われ、命を奪われたこと、その中に自閉スペクトラム症の人も含まれていたことが紹介されました。
南は、障害者の死を「社会的損失」ととらえる考えに同調する人が今もいると語ります。ネット掲示板の辛辣な書き込みを背景に、優生思想へ切り込む内容になっていました。
視聴者の反応は?
Xでは「ここで、ナチスのエピソードとは」「ぎりぎりを攻めている」「胸が苦しい」「考えさせられる」といった声が上がりました。南が荷物をまとめて事務所を去る場面には、「やめちゃうの?」「悲しすぎる」という反応もあったと報じられています。
一方で、検察官の発言を「差別」と受け止める声もあり、フィクションを通じて現実の課題を考える視聴者が多かったようです。なお、視聴率の数字は、確認した記事には記載がありませんでした。
シネマカフェは、南が湊人(高橋文哉さん)の隣で考えるモノローグに、「必要な回」「心意気を感じる」といった称賛の声が上がったと伝えています。ドラマとしての作りが評価されている面もあります。
今後の見どころ
南が担当を外れたあと、物語がどう進むのか。惣介の裁判の行方と、南自身の立ち位置が次回以降の焦点になりそうです。第4話以降の内容は公式サイトや番組情報で確認できます。
まとめ
第3話は、自閉スペクトラム症を題材にしたエピソードの中でも、差別や優生思想に踏み込んだ回として注目を集めました。ドラマを見たあとに、実際の制度や当事者の声に触れてみるのも一つの方法です。

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