25日18時の台風30号の位置と勢力
ウェザーニュースによると、台風30号(チャンパー)は25日18時の時点で東シナ海にあり、北緯30度30分、東経125度40分付近を北北東へ時速20kmで進んでいます。中心気圧は996hPa、最大風速は20m/s、最大瞬間風速は30m/sです。
20日の時点では、中心気圧935hPa、最大風速55m/sの「猛烈な」勢力だと伝えられていました。そこから比べると、勢力はかなり弱まった形です。
なぜ温帯低気圧に変わるのか
同社の予想では、台風30号は26日(月)朝までに九州の西で温帯低気圧に変わる見込みです。台風は暖かい海からエネルギーを得て発達しますが、北上して海水温が下がり、上空の冷たい空気を取り込むと、性質が変わって温帯低気圧になります。
ここで注意したいのは、「温帯低気圧に変わる」ことと「安全になる」ことは同じではない点です。呼び名が変わっても、低気圧の周りで雨や風が続くことは珍しくありません。
西日本から東日本の大雨に警戒が必要な理由
ウェザーニュースは、温帯低気圧に変わった後も、西日本から東日本の各地で局地的に1時間30〜50mmの激しい雨が降るおそれがあるとしています。総雨量は、多い所で400mm前後に達する可能性があるそうです。
1時間30〜50mmは、道路が川のようになり、傘が役に立たなくなるほどの強さの雨にあたります。短時間に降ると、川の増水や土砂災害の危険が高まりやすくなります。
また、台風が温帯低気圧に変わる過程では、前線を伴って雨の範囲が広がることがあります。台風の中心から離れた場所でも、雨雲が広がって降り続く可能性があるため、「台風は過ぎたから大丈夫」と考えるのは避けたいところです。気象庁の最新の発表では、雨の降り方や警報の発表状況が更新されます。
今後の備えと、確認しておきたい情報
26日朝にかけては、お住まいの地域の気象警報・注意報や、自治体の避難情報を小まめに確認しておきましょう。通勤や通学の時間帯と雨のピークが重なる可能性もあるため、早めの行動が安全につながります。
なお、台風31号(インファ)も発生しています。こちらは別の記事で、今後の見通しを整理しました。
具体的には、ハザードマップで自宅周辺の浸水や土砂災害のリスクを確認しておく、側溝や排水口の周りに物を置かない、車の駐車場所を高い場所に移すといった備えが挙げられます。数分でできることも多いので、雨が強まる前に一度見直しておくと安心です。夜間に雨が強まる場合は、明るいうちの行動が基本になります。
まとめ
台風30号は26日朝までに温帯低気圧に変わる見込みですが、雨への警戒は続きます。総雨量は多い所で400mm前後と予想されており、最新の気象情報を確認しながら行動してください。数値は25日18時時点のもので、予報は更新される場合があります。


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