22日のドラフト会議を見ていた人は、育成5位のところで「えっ」と声が出たのではないでしょうか。巨人が読み上げたのは、高校でも大学でもなく、中学校の名前でした。会場もざわついたと報じられています。
「中学生ってドラフトで指名していいの?」という疑問が、すぐにSNSでも広がりました。この記事では、指名された選手の経歴と、なぜルール上それが可能だったのかを、報道されている内容に沿って整理します。
この記事の要点
- 巨人は育成ドラフト5位で、川崎市立向丘中学3年の関蓮太郎捕手(14歳)を指名した
- 報道では、中学生がドラフトで指名されるのは史上初とされる
- 野球協約に年齢に関する記載がなく、「新人選手」の定義に中学校在学者が含まれるため、ルール上は問題ないと報じられている
指名されたのはどんな選手?
報道によると、関選手は右投げ右打ちの捕手で、身長179センチ、体重82キロの体格です。5歳で野球を始め、川崎市内の少年野球チームでプレーしたあと、2023年に巨人ジュニアへ選ばれました。
その後、2024年に創設された巨人のU-15ジュニアユース「多摩川ボーイズ」に1期生として入団。今年メキシコで開かれたU-15野球ワールドカップでは日本代表に選ばれ、主将・正捕手・4番を務めました。大会では打率3割3分3厘、2本塁打、11打点で、敢闘賞とベストナイン(捕手)に選ばれたと伝えられています。
球団は「二塁送球で2秒を切る」肩の強さを最大の魅力に挙げています。
なぜ中学生を指名できたのか
多くの人が気になったのは、ここだと思います。報道を整理すると、次のようになります。
- 野球協約の新人選手選択会議規約に、年齢を制限する記載がないと報じられている
- 「新人選手」は、中学校・高校・大学などに在学経験があり、どの球団とも選手契約をしていない選手と位置づけられている
- このため、翌年に卒業見込みの中学生も、規約上は指名の対象に含まれる
スポニチなどは「ルール上も問題なし」と伝えています。ただ、これまで実際に中学生が指名された例はなく、今回が初めてのケースです。
なお、高野連や大学野球連盟に所属する選手には「プロ志望届」の仕組みがありますが、中学生に関する志望届の規定は、私が確認できた範囲では見つかりませんでした。
これまでの最年少記録との比較
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| これまでの最年少 | 2004年ドラフト8巡目で阪神に指名された辻本賢人さん(15歳10カ月) |
| 今回 | 関蓮太郎捕手(14歳)。報道では史上最年少を更新 |
当時の指名は、高校に在学していた15歳でした。今回は、さらに一つ下の年代、しかも中学校在学中の指名になります。
球団と本人はどう話している?
巨人のスカウトディレクターは、素材と将来性を高く評価したうえで、「高校には通います」と説明しています。巨人の練習にも参加しながら育てていく方針です。「初めてのケース」なので手探りの面もある、とも話したと報じられました。
関選手本人は、家族と相談して今後を考えたいという趣旨のコメントを出しています。
SNSでの受け止め方
X上では、驚きの声と並んで、「ルール的にどうなの?」「育成方針はどうなるの?」といった素朴な疑問が目立ちました。なかには未確認の噂話のような書き込みもありましたが、この記事では報道で確認できた内容だけを扱っています。
まだ14歳の未成年です。本人や家族に関する詮索や、根拠のない書き込みは控えたいところです。
まとめ
巨人の中学生指名は、野球協約に年齢制限がないことなどから、ルール上は可能だったと報じられています。ただ、前例がないぶん、今後の契約や育成の進め方はこれから形になっていく段階です。続報が出れば、確認できた範囲で更新します。
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参考:デイリースポーツ/Full-Count/スポニチ/日刊スポーツ(2026年10月22日)


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