信用金庫128行でシステム障害、何が起きたのか
11月6日午後1時半ごろ、東海地方以西の信用金庫でシステム障害が発生しました。共同でシステムを運用するしんきん共同センターの説明として、128の信用金庫で窓口取引、ATMの入出金、インターネットバンキングが使えなくなったと報じられています。東日本の信金は通常通りだったとされています。
テレビ朝日は、影響が出た可能性のある店舗が最大3,430に上ると伝えました。大阪信用金庫や北おおさか信用金庫がそれぞれ告知を出し、大阪シティ信用金庫は急ぎの振込は他行を使うか店舗に相談するよう呼びかけたといいます。
原因は通信機器の故障?サイバー攻撃ではないのか
しんきん共同センターは、通信機器が何らかの理由で故障した可能性があると説明したと伝えられています。朝日新聞は、西日本センターの通信機器が故障し、再起動を試みていると報じました。ブルームバーグの報道として、センターの担当者がサイバー攻撃や不正アクセスは否定したという内容も紹介されています。
その後、日本テレビ系の報道は「サイバー攻撃でなく装置故障が原因」とし、障害は「完全復旧」したと伝えました。ただ、細かい原因の特定や再発防止策は、これから明らかになる部分です。
利用者への影響、振込や引き落としはどうなる
瀬戸信用金庫のキャッシュカードは、提携金融機関やコンビニATMでも使えなかったとITmediaが報じています。口座振替や引き落としが遅れたり、保留されたりしたケースもありました。
復旧後は、停止中に行った振込や支払いが実行されたのかを、自分の取引明細で確認しておくと安心です。二重に振り込み直すと混乱のもとになるため、各信金の案内を見て判断しましょう。
なぜ多くの信金が一度に止まったのか、共同システムの仕組み
信用金庫は、勘定系と呼ばれる預金・為替の中核システムを共同センターで運用している例が多くあります。報道によれば、このセンターを使う信金は全国で236に上り、全体の9割超にあたるとされます。コストを抑えられる反面、機器に不具合が起きると多数の金融機関に同時に影響が出ます。
今後の注意点
同様の障害は過去にも起きており、現金の引き出しに備えて普段から複数の決済手段を持っておくことが現実的な対策です。給与受取や公共料金の引き落としなど、期日のあるものは、口座の動きを少し多めに見ておくとよいでしょう。
まとめ
信用金庫128行の障害は、通信機器の故障が原因とされ、サイバー攻撃ではないと報じられました。完全復旧したと伝えられる一方、原因の詳細と再発防止策の公表が今後の焦点です。


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