10月20日の夜、霜降り明星の粗品さんが自身のXで「スポニチへ」と題した文章を投稿し、翌21日の紙面に載る予定の記事を取り下げるよう求めました。投稿はまたたく間に広がり、1時間ほどで280万回以上表示されたと伝えられています(YouTubeニュースのまとめによる)。なぜここまで強い言い方になったのか、分かっている範囲を整理します。
粗品さんが投稿した内容と要求
投稿の趣旨は、翌日の紙面に出る予定の記事を取り下げてほしい、というものです。粗品さんは、その情報は「然るべきタイミングで自分の口から発表する話」だと説明し、当日22時までに「取り下げます」と専用のメールアドレスへ連絡するよう求めました。
応じなければ「今後一切粗品を取り扱わせません」と通告。同じ日に動画「スポニチへ」も公開されており、文面を確認してから送信するまでの過程も映っていると紹介されています。文面は独断ではなく、所属先にも確認したと本人は話しているそうです。
なぜ取り下げを求めたのか
最大の理由は、自分で発表するつもりだった話を先に報じられることへの抵抗だと読み取れます。動画では、スポーツ紙や週刊誌の記事がYahoo!ニュースに載ると配信元に100万円ほどの収入が入ると聞いた、という趣旨の発言もあり、「俺にはもちろん1円も入っていません」と述べたとされています。ここは粗品さん本人の説明で、金額の真偽までは確認できていません。
記事の中身が何なのかは、本稿の時点で公式には明かされていません。結婚や体調、ツアーなどさまざまな憶測がネット上に出ていますが、いずれも確認された情報ではないので、ここでは触れないでおきます。
本人が「先に自分で伝えたい」と考えるのは自然な感情ですし、一方で報道機関には、入手した事実を伝える役割があります。どちらが正しいと単純には言えず、だからこそ議論が割れているのだと思います。
「取り扱わせない」は実現できる?
興味深いのは、粗品さん自身が「実は無理やと思う」と認めている点です。報道の自由や各社の編集判断がある以上、一方的に他社の記事を止める強制力はありません。実際に取れる手段として挙げているのは、会見などに呼ばないこと、いわゆるNG媒体の扱いにすることでした。
さらに、他の媒体が自分の発表より先に報じた場合も「同じ処置をする」とも話しています。一方で、円満に終わった場合はその報告も出す、と含みを持たせた発言もありました。
SNSの反応は賛否に
反応は大きく二つに割れました。ひとつは「本人が発表するタイミングは守られるべき」という支持。もうひとつは、新聞社に対する圧力ではないかという慎重な見方です。
面白がる声も目立ち、専用メールアドレスの作り込みに驚く投稿や、「絶対に取り下げないでください」とあおるような書き込みも見られました。なお、22時の配信で内容が明かされたとする投稿も出回っていますが、複数の媒体では確認できなかったため、断定は避けます。
今後の焦点
焦点は三つあります。スポニチが記事を予定どおり掲載したのか、粗品さんが言う「発表」が実際にいつ・何を指すのか、そして今回の線引きが他媒体への対応にも広がるのか。
芸能人本人の発信と、メディアの取材報道がぶつかる場面は今後も増えそうです。続報が出れば、公式発表や本人の発信を確認したうえで追記します。
もう一つ見ておきたいのは、スポーツ紙や芸能媒体の記事の多くが、本人のYouTube配信での発言を拾って構成されているという現状です。話した本人にとっては、意図や文脈が切り取られて広がることへの不満が積もりやすい面があります。今回の強い言葉は、その積み重ねの表れだという見方もあります(たろ速のまとめによる)。
まとめ
粗品さんは、翌日掲載予定のスポニチの記事について、自分の口から発表する話だとして22時までの取り下げを求めました。強制力はないと本人も認めつつ、NG媒体扱いにする方針を示しています。記事の中身や結末はまだ確認できていないため、確かな情報が出るまでは憶測を広げず、公式の発表を待つのが無難でしょう。


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