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東大寺・興福寺・県で見解が分かれたのはなぜ?子鹿の死骸4体をめぐる3つの説明を比べてみた

東大寺・興福寺・県で見解が分かれたのはなぜ?子鹿の死骸4体をめぐる3つの説明を比べてみた ニュースまとめ
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子鹿の死骸4体をめぐる会見では、東大寺、興福寺、奈良県、奈良の鹿愛護会が、それぞれ少しずつ違う受け止め方を示しました。「結局、何が原因なの?」と思った人も多いのではないでしょうか。

どれが正しい、という話ではありません。立場によって見えているものが違う、という点が大切です。順番に比べてみます。

この記事のポイント
  • 東大寺:「今まで見たことがない損傷」。血痕が目立たない点に違和感
  • 興福寺:過去の例から「動物に襲われた可能性が高いのでは」。ただし人が入った可能性も排除しない
  • 県:専門機関の回答として「野生動物による可能性は低い」
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3者の説明を並べてみた

東大寺
(上司永照執事長)
「境内に長くいるが、今まで見たことがない損傷。何が原因であっても不自然」。発見場所で目立った血痕がなかった点にも違和感を持った
興福寺
(辻明俊執事長)
「過去の例から動物に襲われた可能性が高いのでは」。ただし発見場所の1か所は、一般参拝者が入れない柵で囲まれた回廊跡付近で、何者かが入って遺棄した可能性も排除できないという
奈良県 専門機関に照会した結果、「野生動物の捕食で死亡した可能性は低い」。人による加害の可能性もあるとして、警察に情報提供
奈良の鹿愛護会
(中西康博副会長)
4体とも生後1か月未満との見立て。今年は餌不足などで弱い個体の自然死が増える傾向があり、自然死した死骸を野生動物が食べる例はある。ただし2か月間に続けて部位欠損の死骸が見つかるのは異例で、不気味さを感じる

ネットの反応をスレ風にまとめてみた

1 名無しさん@まとめ

お寺の人と県で言ってることが違うように見えるけど、立場の違いなだけでは
2 名無しさん@まとめ

「動物に襲われた可能性」と「人の可能性も排除しない」を両方言ってるのが誠実だと思う
3 名無しさん@まとめ

血痕が目立たないってのは確かに引っかかるな
4 名無しさん@まとめ

結局は警察の捜査待ちか。憶測で盛り上がるのはよくない
5 名無しさん@まとめ

愛護会の「異例で不気味」って言葉が一番ずしんときた

※ネット上で見られた意見の傾向をもとに、編集部で要約・再構成したものです。実際の書き込みをそのまま引用したものではありません。

どうして見解が分かれるのか

これはあくまで私の見方ですが、理由は大きく3つあると思います。

  • 見ている材料が違う:お寺は現場の様子(血痕など)、県は専門機関の回答、愛護会は鹿の生態や過去の例が判断のよりどころ
  • 死骸が処分済み:すでに焼却されていて、あとから確かめにくい
  • 原因がまだ確定していない:全員が「可能性」の話をしていて、断定している人はいない

実際、興福寺の執事長も、「動物の可能性が高いのでは」としつつ、人が入って遺棄した可能性は排除できないと話しています。見解が割れているというより、「分からない部分を、それぞれの立場から慎重に語っている」と読むほうが近い気がします。

まとめ

いまの段階で言えるのは、「県の専門機関は野生動物の可能性は低いとしているが、原因は確定していない」ということまでです。警察の捜査や続報を待ちましょう。

参考:産経新聞(10月23日配信)、関西テレビ(10月23日配信)

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