阪神の佐藤輝明選手ら4選手が、ポスティングによる大リーグ移籍に向けて公示されたと、共同通信や日本経済新聞、スポニチなどが11月2日に報じました。報道によると、佐藤選手のほか、西武の平良海馬投手、日本ハムの伊藤大海投手が含まれています。交渉期間は45日ですが、ロックアウトに入れば期限が前倒しになるとも伝えられています。何がどう動くのかを整理します。
ポスティング公示とは?佐藤輝明選手らは何が決まったのか
ポスティングシステムは、日本の球団が選手のMLB移籍を認めたうえで、大リーグ機構に申請する仕組みです。解説記事によると、NPB球団が申請できるのは11月1日から12月15日までで、通知から45日間、選手は全30球団と交渉できます。まとまらなければ、日本の球団に戻る形です。
佐藤選手については、阪神が10月19日にポスティングでの挑戦を容認したと伝えられていました。MLB公式も「スーパースター」と紹介し、米メディアも相次いで反応したとスポニチが報じています。
なぜ今が焦点?ロックアウトで期限が前倒しになる可能性
焦点は、MLBの労使協定が12月1日に失効する点です。更新できなければ、オーナー側がロックアウトに踏み切る可能性が指摘されています。ロックアウト中は球団と契約を結べないため、実質的な交渉期間は11月のおよそ4週間になりかねません。
2021年の鈴木誠也選手のケースでは、ロックアウト中は交渉期間のカウントを止める扱いでした。ただし今回の取り決めはまだ公表されておらず、スポニチは「ロックアウト突入なら期限は前倒し」と伝えています。選手側にとっては時間との勝負になります。
佐藤輝明選手の成績と、譲渡金の仕組み
解説記事によると、佐藤選手は9月10日時点で打率3割2分2厘、35本塁打、92打点と、セ・リーグの打撃3部門でトップに立っていました。球団が受け取る譲渡金は入札ではなく、選手の契約総額から計算されます。料率は2500万ドルまでが20%、2500万〜5000万ドルが17.5%、5000万ドル超が15%の3段階です。
同じ記事は、仮に4年6000万ドルで契約した場合、譲渡金は約16億7000万円になるとの試算も示しています。あくまで記事側の試算であり、実際の契約や金額を示すものではありません。
今後の流れと、ファンが気になるポイント
今後は、MLB各球団との交渉状況が日々報じられる見込みです。契約が成立すれば移籍、成立しなければ阪神に残る形になります。ロックアウトの動向によっては、結論が出る時期が大きく変わる点も要注意です。
まとめ
ポスティング公示は、移籍が決まったという意味ではなく、交渉のスタートです。45日という数字と12月1日の労使協定の期限が重なることで、今年はこれまで以上にスケジュールに注目が集まっています。続報を待ちましょう。

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